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マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーション

マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーション

更新日:2020年12月15

新型コロナウィルス感染対策でマスクをする機会が増えています。マスク着用が新しい生活様式となりつつある今、その「マスク着用」で困っている方がいることをご存じでしょうか? 

それは難聴の方です。難聴の方は、顔の表情や口の動きを見ることで、相手が何を伝えようとしているかを読み取っています。

マスクをすると顔の大半が隠れてしまうため、難聴の方にとって「マスク着用」はコミュニケーションを阻む壁となっています。 

難聴でお困りの方と上手に意思疎通をするためには、マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションについて知ることが大切です。

このページでは、難聴の方とのコミュニケーションについてお悩みがある人のために、マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションについて詳しく説明しております。

  

【目次】

  1. 難聴とは?
  2. 難聴の方がマスク着用で困ること
  3. マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションの仕方
  4. 難聴の方ができる工夫
  5. 当院の難聴の鍼灸治療

1. 難聴とは?

難聴とは、音が聞こえにくくなる、もしくは聞こえなくなる病気です。症状は、少し聞こえづらい「軽度難聴」から、生活に影響が出るほど聞こえにくい「高度難聴」まで様々です。症状を治すことは難しい場合が多く、症状の緩和や進行を遅らせる治療がメインとなります。 

難聴でお困りの方は、聞こえが悪いことで日常生活に不便を感じることが増えてきます。人とのコミュニケーションもその中の1つです。 

聞こえが悪くなってくると、意思の疎通が難しくなってきます。すると、人と話すことが億劫になり、人との関わりを避けてしまうようになります。それが大きなストレスと感じる方も多くおられます。 

難聴には、「突発性難聴(とっぱつせいなんちょう)」や「音響性難聴(おんきょうせいなんちょう)」や「感音性難聴(かんおんせいなんちょう)」など、原因によりいろいろなタイプがあります。これから高齢化社会が進む日本において、この中でも加齢に伴い進行する「加齢性難聴(かれいせいなんちょう)」の方が増えていくと予想されます。

2. 難聴の方がマスク着用で困ること

難聴の方がマスク着用で困ることが、いくつかあります。 

(1)相手の口の動きが見えない

私たちは耳から聞こえる音声情報で、相手が何を伝えようとしているかを認識します。難聴の方は、聞こえの足りない部分を、口の動きや表情で読み取って補足しています。

これを数値化するなら「耳+目で100%」です。 マスクで目から見える情報が少なくなってしまうと、それだけ相手が伝えようとしていることを受け取りにくくなってしまうのです。 

(2)声がこもって聞き取りにくい

マスクをすると、口の前にちいさな壁があるようなものなので声がこもって聞こえにくくなります。特に高音部は聞きにくくなる傾向にあります。 

(3)ソーシャルディスタンスで相手が遠い

感染症対策では、一定距離を保つことが推奨されています。しかし、離れることで聞こえる声のボリュームは小さくなり、周りの音が混じることでさらに聞こえづらくなります。 

3. マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションの仕方

マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションの仕方を知りましょう。 

(1)できるだけ相手の正面に立って会話する

正面に立つことで、目から入る情報が多くなり、届く声も大きくなります。また気持ち的な安心感を与えることが出来ます。 

(2)周りの環境に配慮する

音がうるさいものや場所から離れましょう。静かな環境に移動したり、雑音を小さくしたりしましょう。 

(3)マスクではなく透明なフェイスシールドなどを使用する

感染予防効果がそれぞれ異なるという研究結果があります。状況により使い分けましょう。透明なフェイスシールドは口の動きが見えるので話す内容が理解しやすくなります。

 

(4)話すときは、「ゆっくり」・「大きく」・「はっきり」話す

難聴の方が聞き取りやすいように、はっきりとした発音でゆっくり大きめの声で話しましょう。特に女性の声は音が小さいため聞き取りにくくなりますので、注意されると良いです。 

(5)筆談・手話・ジェスチャーを利用する

聞こえの程度や場所によっては、筆談・手話・ジェスチャーを利用したほうが良い場合もあります。難聴の方と接する機会が多い方は、紙と筆記具2本(自分用と相手用)を用意しておくとよいでしょう。

4. 難聴の方ができる工夫

難聴の方ができる工夫があります。できることから生活に取り入れてみましょう。 

(1)紙と筆記具を持ち歩く

場所や状況によっては、筆談のほうが円滑にコミュニケーションが取れるケースがあります。とくに大事な場面では間違いがあっては大変なので、筆談でのコミュニケーションをおすすめします。 

(2)補聴器の音を調整する

補聴器の音を調整することで、相手がマスクを着用していても音が聞き取りやすくなることがあります。補聴器を購入したお店で改善できないか、または医療機関等に相談してみましょう。

▲クリックして画像を拡大
【耳マーク表示のホルダーカード】

(3)耳マークを利用する

耳マークとは、聞こえが不自由なことを表すマークです。シールやカードなどのグッズも販売されています。

耳の聞こえの状態は、見た目ではわかりません。どういう援助をしてもらうと助かるかを書いたものを一緒に見せると、よりやり取りがスムーズにできます。 

(4)自律神経を整える

マスク着用によりストレスを強く感じてしまうと、自律神経が乱れてしまいます。自律神経の乱れは耳に影響を及ぼし症状が悪化する恐れがあります。規則正しい生活をする、疲れをためない、深呼吸するなどをして自律神経を整えましょう。

5. 当院の難聴の鍼灸治療

当院では難聴でコミュニケーションがとりづらい方のために鍼灸治療による難聴の改善を行っております。

内耳の血流・リンパの流れの改善

難聴の多くは、内耳と呼ばれる部分の血流・リンパの流れが悪くなる事により生じます。この結果、音を聞くための細胞が正常に働かなくなり難聴が起こります。

また難聴は耳鳴りを伴う事が多くあります。これは同じ場所で原因があるためです。当院の難聴の鍼灸治療では、内耳の血流・リンパの流れの改善を行い、難聴を改善します。

自律神経のバランスの改善

難聴の原因としては、ストレス・疲れ・頑張りすぎによる自律神経の乱れがあります。自律神経のバランスが乱れ、交感神経が強い状態にあると難聴が起こりやすくなります。

また、不安・動機・胃腸障害などの自律神経失調症の症状もでやすくなるのが特徴です。当院の鍼灸治療は薬を用いることなく、自律神経のバランスの乱れを整え、難聴を改善します。

免疫力の改善

難聴の方の多くに免疫力の低下を見受けられます。免疫力が低下すれば本来治るべき難聴も治らなくなります。あまり語られることのない事ですが本当に重要な課題です。

当院の鍼灸治療は免疫力の改善が得意です。生活習慣の改善も含めて行います。

難聴は、コミュニケーションが難しくなる病気です。マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションを知ることにより、難聴の方とのコミュニケーションがスムーズになる事が多くあります。マスク着用時の難聴の方とのコミュニケーションは、すこしのコツと配慮で円滑にすることができます。難聴はしっかりと治療すればよくなる病気です。どうぞあきらめないでください。

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