文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年1月22日
鍼灸の歴史はとても古いため、あまり知られていませんが問診方法や施術方法について様々な流儀があります。一口に「鍼灸」といっても、院や先生によってやり方が異なるのはこのためです。
施術の流れとしては、問診→身体の状態の確認(触診等)→施術となることが一般的です。
こちらのページでは、当院における施術の方法や流れについて、詳しく解説していきます。
またご来院までの流れについても、あわせてお知らせいたします。
【目次】
当院では来院されますと、まず待合室にて問診票に症状・経過などを記入して頂きます。
当院の問診票では、症状を治すだけではなく「したかったこと」「やりたかったこと」をできるようにサポートさせて頂くため、お困りの症状、始まった時期、原因・きっかけ、症状によりお困りの事、どういった時につらいのか等を詳しくご記入頂けるようになっています。
問診票記入後、施術室に入って頂きます。治療はベッドにて行います。リラックスしていただくため個室にしています。
施術室では最初にご記入を頂きました問診票をもとにお話をお伺いさせて頂きます。症状・部位・程度・経過・原因などお聞きします。お仕事の内容、生活習慣、現在お飲みのお薬なども教えて頂くと、施術の参考になります。
お話をお聞きした後、当院の鍼灸では触診と呼ばれる技術により症状を確認・原因を見つけます。また、病院などの検査結果、経過などと合わせながら施術方針を決めていきます。
当院では全て使い捨て鍼を使います。ステンレス製で日本製のものです。感染症の心配はありませんので安心してください。
治療で主に使う鍼は非常に細い針で、太さは0.12ミリの極細鍼です。髪の毛ぐらいの細さです。長さは4センチ程度の鍼です。
鍼を打つツボは、症状と状態に合わせて院長が、最も良いツボを選んで施術します。
この鍼を、鍼管と呼ばれる合成樹脂製の筒を使い、無痛で刺入していきます。鍼を刺す深さは1~3ミリ程度です。ツボ(経穴)を刺激するにはこの位で十分です。ただ、症状が強い場合にはもう少し深く刺入することもありますが、ほとんど痛みはありません。
ツボ(経穴)に刺入した鍼はそのまま10~20分程度置いておきます。場合によっては、鍼を上下に回したり、振動させたりして刺激を与えます。これにより、身体の変化を促します。この間はお休み頂いています。ぐっすり眠られている方がほとんどです。
お灸とは、もぐさと呼ばれるヨモギの葉の裏の白い綿毛を生成したものです。
お灸には、もぐさを直接皮膚に乗せる直接灸と、もぐさと皮膚の間に空間を開ける間接灸があります。当院では間接灸を行います。間接灸は熱さを感じにくく、火傷の心配もありませんので安心です。とても気持ちの良いものです。
お灸をツボ(経穴)の上に置いて火をつけます。その状態で5分程度置いておきます。この熱刺激により、ツボ(経穴)が刺激され身体を戻していきます。
施術を進めるなかで、ご不安な事、分からない事はたくさんあると思います。
その時は、施術の際に遠慮なく聞いてください。お電話でも結構です。分からない事があればお聞きください。
ご不安な事を言葉にせずにそのままにしておくと、治るのが遅くなります。また、分からない事をお聞きすることにより、治る糸口が見つかります。
不安をそのままにせず、ご質問にお答えすることは、治すためにとても大切な事と考えております。ご遠慮なくおっしゃってください。
土曜日・日曜日も診察しています。
当院は完全予約制です
078-891-3590
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